※この記事はネタバレを含みます。
皆さんは、旅行に行くとき、どうやって行き先を決めていますか?
私はここ数年、かなり明確です。 「ゴールデンカムイの聖地巡礼」、これに尽きます。
今年の夏休みの旅行先に選んだのは、物語のクライマックスの舞台となった函館。今回は2泊3日で五稜郭、函館山、函館湾などを巡り、戦いの位置関係の解像度が爆上がりしました。
函館街歩きでゴールデンカムイの解像度を上げる
函館戦の位置関係はざっくりこんな感じ。①五稜郭②函館山③函館湾のそれぞれのポイントから登場人物たちには景色がどう見えたのか、実際に現地を歩いて確かめてみました。

🟦 五稜郭(気球に乗った第7師団ビュー)
今回の旅の大本命・五稜郭です。 ゴールデンカムイ終盤の舞台となったこの場所で、金塊の隠されていた井戸、戦いが繰り広げられた橋など聖地を漫画を片手に確認。実際に目の前にすると、やっぱり感慨深いものがあります。
五稜郭タワーに上って星形の全体像を眺めると、漫画で見ていた五稜郭が「ここか!」と一気に現実の地形としてつながります。タワーからの景色なので、五稜郭よりも気球に乗った第7師団ビューが近いかなと思います。
函館港から五稜郭までかなり距離があるように見えますが(実際は約3km)、作中では函館湾からの艦砲射撃で、五稜郭のセンターにある奉行所もボロボロになっていました。湾からここまで大砲が届いていたのかという怖さと高所恐怖とで足がガクガク・ブルブルしました。

⛰️ 函館山(門倉、キラウシビュー)
函館山といえば夜景ですが、今回はもちろんゴールデンカムイ目線で眺めるため昼間に行きます。坂を登ってロープウェーに乗って数分で展望台に到着。 山から函館の街を見下ろすと、海と山に挟まれた独特の地形がよく分かります。

- 「このあたりから見ていたのかな」
- 「ここから攻撃したのか」
など、ついつい漫画の場面と現実の風景を重ねてしまいます。単なる「夜景が綺麗!」では終わらないのが、聖地巡礼のワクワクするところです。
作中では、五稜郭の戦いの時に隠した大砲で函館湾の海軍を攻撃するシーンがありましたが、「あの急な坂道をどうやって大砲を運んだのだろう、トラックとかない時代に……」と思いを馳せてしまいます。山から湾の見晴らしは良くて攻撃しやすい分、攻撃もされやすい。実際に山から眺めてみると、「なるほど、ここからなら湾が丸見えだ」と納得しました。

ちなみに、私はこの坂道を登るのですでにゼエゼエと息切れしてしまいました。
大砲を運ぶ?無理無理。。。
🌊 函館湾(鯉登少将ビュー)
最後に函館湾からのビューを確認したかったのですが、ここで痛恨のミス。 観光遊覧船「ブルームーン」に意気揚々と乗船したものの、あいにくの天候で函館山もガスってしまいました。しかも日暮れどきの便に乗ってしまったため、帰りはほぼ真っ暗。 次回来た時は必ず昼の便に乗るぞと、心に誓いました。

観光遊覧船ブルームーン: 今回は天候と時間帯に恵まれなかったので、次回は昼の60分コースに乗ってみたいと思います。鶴見中尉の要請で鯉登少将がたどったルートにも近そうなので、今度こそ函館湾からの景色を確認したい。

もう一つの聖地:JRイン函館
宿泊地に選んだのは、函館駅直結の「JRイン函館」。駅の真上という圧倒的利便性は、旅のフットワークを劇的に軽くしてくれます。言わずもがな、函館駅はゴールデンカムイの聖地のひとつ。聖地の真上に寝泊まりするという最高の贅沢で、金色の良い夢が見れた気がします。
さらにこのホテル、室内の快適さだけでなく、設備がとにかくヤバいです。
- 最上階の大浴場とラウンジから函館山と市場が一望できる
- 函館の老舗珈琲店「美鈴」のコーヒーがフリーで飲める太っ腹サービス
- 本棚には北海道関連の本や写真集に加え、『ゴールデンカムイ』全巻完備
風呂上がりに函館の夜景を眺め、コーヒーを飲みながらマンガタイム。最高に至福の時間を過ごせました。
身軽な旅の結論:移動にリソースを溶かさない
東京から函館までは、新幹線なら片道約4時間。飛行機なら約1時間半。今回は新幹線を選びました。
時間だけなら飛行機の圧勝ですが、私は新幹線の「手続き不要。さっと乗ってあとは座っていられる」という気楽さが好きです。駅に少し早めに着いて、乗ったらコーヒーを飲みながら『ゴールデンカムイ』を読んだり、聖地巡礼のルートを確認したり。
4時間の移動時間も、旅行の予習を楽しむ時間にしてしまえばいい。
移動で体力を使い果たさず、移動時間そのものも楽しむ。これも私にとっては「身軽な旅」です。
聖地巡礼にKindleは欠かせない
今回の函館旅行で、もう一つ欠かせなかったのが電子書籍リーダーKindleです。
聖地巡礼の何が楽しいって、実際の風景と漫画の場面をその場で見比べられること。
五稜郭では漫画を開いて「この場面はこのあたりか?」と確認し、函館山では「ここから見ていたのかな」と想像する。紙の漫画を何冊も持ち歩くのは大変ですが、Kindleなら全巻入れても荷物はほとんど増えません。
今回も『ゴールデンカムイ』をKindleに入れて、漫画片手に函館の街を歩きました。
聖地巡礼では、Kindleは単なる読書端末というより、現地で作品と現実を照らし合わせるためのガイドブック。これがあるだけで、普通の観光地が一気に「物語の舞台」に変わります。
しかも旅行中なら、移動中に漫画を読み返して予習もできる。
聖地巡礼とKindle、かなり相性がいいです。
軽くて薄くて目に優しい。私のおすすめのKindleはこちら。
まとめ:今回の旅にかかった総費用
今回、旅にかかった総費用は約10万円でした。
- 新幹線+ホテルのパック(2泊3日朝食付き): 約8万円
- 現地での食事・入場料・お土産代など: 約2万円
お盆ピーク時なので高めなのは仕方ありません。
でも、これが平日やオフシーズンならもっと安く旅ができる。
「早期退職したら、平日にふらっと函館へ行こう」
そんな楽しみがまた一つ増えました。
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