『サイコロジー・オブ・マネー』が「当たり前」すぎて逆に不安になった話

「不安を減らす」家計と資産の研究

読書はコスパ最強の「掠め取り」である

最高の日曜の午後の過ごし方を知っていますか。

それは、お気に入りのグラスに入れた酒を片手に、静かに本の世界に没入することです。

最近、Amazon Primeでジョージ・オーウェルの『本かタバコか』を読みました。

「本は高価だから読めない」と嘆く人々に限って、

実は本以上にタバコや酒へ出費している事実には無頓着である——。

オーウェルは淡々とそう指摘していました。

FP2級の端くれとして言わせてもらえば、

本は数千円で他人の一生分の知恵を盗めるバグのような投資です。

酒を飲みながら読書に耽る時間は、S&P500の配当金よりよほどリターンが高く、

私にとっては最高に至福のひとときです。

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世界が絶賛する一冊を読んだ感想「・・・わりと知ってた」

そんな至福の時間に、「一生お金に困らないマインドセット」というサブタイトルに強烈に惹かれ

世界的な大ベストセラー『サイコロジー・オブ・マネー(モーガン・ハウセル著)』を読みました。

この本は、私たちがついやってしまう「非合理な行動」に焦点を当てていて、

投資の成否は、小難しい理論や数式よりも心理や振る舞いで決まる」ことを説いています。

一生お金に困らないためのマインドセットの3つのポイントは

本書が挙げるポイントは、大きく3つ。

  • 自分の「十分」を知れ(他人と比べない)
  • 富を維持するために楽観的であれ(市場に一喜一憂せず、長期の右肩上がりを信じる)
  • 理論より納得感を優先せよ(不安で眠れないレベルのリスクは取らない)

投資家としての技術を磨くこと以上に、

「自分の心の弱さやエゴとどう付き合うか」

を管理することこそが、長期的な資産形成の鍵だと言いたいわけです。

なんだよ、当たり前のことばっかじゃないか、とイライラする一方で

そう思えるなら、私は複利も、支出抑制も、見栄の無意味さもとっくに血肉化していて

一生お金に困らないマインドになれているんじゃないか?と思ったりもしました。

もしあなたがこの本を読んで「驚き」がなかったのなら、そ

れはすでにマネーゲームの「上がり」に片足を突っ込んでいる可能性があります。

確認してみたい人はぜひ読んでみてください。

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スナッピー流:一生お金に困らないための自己診断

せっかくなので、本書のマインドセットを私自身の視点で「答え合わせ」してみました。

隣の芝生を無視できるか?

贅沢な暮らしをしている人にはあまり惹かれませんが、

「感情に振り回されない賢い人」「好きなものややりたいことに邁進している人」

には羨望と畏敬の念があります。

私のエゴは、モノではなく「知性」に向かっているようです。

「夜ぐっすり眠れる」投資か?

これは自信があります。

「日本円の貯金」こそが最大のリスクだと思っているので、

暴落時も「銀行預金よりはマシ」と平常心でいられました。

見栄のための消費を「富」と勘違いしていないか?

30代で「センスよく見られたい」というエゴに大金を投じ、無意味だと腹落ちしました。

今は他人の目など知ったこっちゃありません。

身だしなみさえ整っていれば十分です。

「時間の自由」が最終目標か?

「富を築く目的は自由だ」と本書は言います。

では、自由になったら何をする?

実は、それがまだ一番の難問です。

まとめ

結局、一生お金に困らないマインドセットとは、

数字の計算ではなく「自分との折り合い」の付け方に他なりません。

自由を手に入れた後、一体何がしたいのか。

その答えを探しながら、今日も私は一杯の酒を片手に、

他人の知恵を「掠め取る」読書に励むことにします。

あなたの「自由の使い道」、もし決まっているならこっそり教えてください。

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