ゴールデンウィークの最終日。
明日から始まる仕事への「イヤイヤ」という負の感情を、
セミリタイア後の生活設計を考えるエネルギーに無理やり転換させてみました。
果たして、いくらあればセミリタイア可能かという、世間でこすり倒されたお話です。
計算式は至ってシンプル。
「生活費」-「バイト代」=「貯金・投資信託の取り崩し」 という設計です。
ポイントは、とことん自分に対して厳しく、冷徹に見積もることです。
理想と現実のギャップを直視する
10年以上家計簿をつけていますが、現在の月の支出は17〜20万円です。
総務省によれば、ひとり暮らしの平均支出は17〜19万円(家賃込)だそうですから、
私も「平均的な暮らし」と言えそうですが、実際は家賃補助というドーピングがあっての数字。
現実はもっとシビアです。
ちなみに、2025年の平均支出は約20万円。内訳はこんな感じです。
- 住 居: 60,000円(家賃、水光熱費込)
- 食 費: 30,000円
- 医 療: 20,000円
- 日用品: 10,000円
- 被 服: 10,000円
- 娯 楽: 70,000円(交際費、通信費、旅行、美容、冠婚葬祭込)
この年は「頸椎症」を発症し、保険適用の薬だけでは痛みも痺れも取れず、
長期間、自費のマッサージに通う羽目になりました。
さらに、歩きやすい靴や体に負担の少ないカバンなど、
お洒落とは無縁の「生存のための被服費」も想定外でした。
自由を手に入れるための「絶対条件」
頸椎症を経験して2つのことを痛感しました。
- 不測の事態に備えて生活設計すること
- 専門医療にアクセスしやすい場所に住むこと
そうなると、住居費が水光熱費込で月6万円で収まるはずがありません。
家賃に5万円を上乗せし、生活費は月25万円と見積もります。
「流しのマックドナルドバイト」と取り崩しのシミュレーション
セミリタイア後は、2〜3年おきに気になる街に引っ越し、
その街のマクドナルドでギリギリ社会保険に入れるレベルの労働(月8.8万円)をする予定です。
手取りにすると約7万円。
支出25万円との差額、月18万円を投資信託(S&P500)から捻出する必要があります。
4%ルールなどという楽観的な数字は使いません。
厳し目の3%で計算したところ、必要な資産額は約7,200万円。
さらに、暴落時や為替リスクを考え、
株価回復まで6年かかったリーマン・ショック級の事態を想定します。
その間を現金で乗り切るための備え(インフレ加味)として、1,900万円。
つまり、私のセミリタイアには
S&P500が7,200万円、現金が1,900万円 が必要という、可愛くない試算結果になりました。
さらに、2〜3年おきに好きな地方都市へ引っ越すための初期費用として、
現金はあと100〜200万円上積みが必要でしょうか。
うん、無理。
結論:厳しい現実と、これからの課題
ずっと目をそむけていた、夢の実現に必要なコストを思い切って計算してみたところ、
GWの最後にふさわしい「厳しい現実」を突きつけられてしまいました。
計算したら9,000万円必要だった。うん、無理。
というわけで、
- 月の生活費をひとり暮らし平均の19万円に近づける
- 「ギリ社保バイト」の枠内で、どれだけ収益を最大化できるか
- 年金の見込み額をどこまでシビアに見積もるか
- 本当に現金はこんなに必要か
に切り込む所存です。
なんといってもあと2年で仕事を辞めるわけですから。
さあ、明日からはこの「自由の代償」を稼ぐための集金作業(労働)が始まりますね。
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