寝具を専門店で買うか、量販店でそろえるか──。
これまで昭和西川などの専門店を回ってきましたが、
実はビックカメラの寝具コーナーもかなり優秀でした。
🏬 なぜビックカメラに寝具が充実しているのか
家電量販店の中でもビックカメラは、リビング家電や健康家電との連動を重視しており、
“睡眠環境全体を整える売り場”として寝具にも力を入れているそうです。
体組成計や加湿器、空気清浄機などと合わせて「睡眠家電」コーナーを設けている店舗もあり、
一度に見比べられるのが利点です。
また、首の高さを測定する装置も置かれており、まくら選びの参考になります。
試しに使ってみたところ、私のおすすめ枕は「L寄りのMサイズ」とのことでした。
🪶 羽毛布団が安い:生毛工房の高品質ラインを扱う
ビックカメラでは、寝具専門メーカー「生毛工房(うもうこうぼう)」の商品を扱っています。
最上位グレードの本掛け羽毛布団(シングル)は次の仕様です。
- ポーランド産ホワイトマザーグース95%
- 詰め物量:1.0kg(ダウン950g)
- 側生地:110番単糸 × 330番双糸
- マス目:5×6
- 羽毛飛び出し防止加工あり
- ダウンパワー:420dp
価格は144,800円(税込)。
同クラスの羽毛布団を昭和西川で探すと──
- ポーランド産ホワイトマザーグース93%
- 詰め物量:1.2kg(ダウン1.116kg)
- 側生地:綿
- マス目:5×7
- 羽毛飛び出し防止加工あり
- 定価275,000円 → 10月中は50%OFFで約14万円
品質は昭和西川がやや上ですが、価格差はほぼ同じ。
「なぜ安いのか?」と店員さんに尋ねたところ、
「工場直売なので中間マージンが発生しないから」とのこと。
本当にそれだけなのかはわかりませんが、理屈としては納得です。
🛏️ 試してみた感想
実際に試し寝してみると、軽くて温かい。
十分“あり”だと感じました。
ただ正直に言うと、昭和西川の羽毛布団のほうが軽く感じました。
(実際には200gほど重いのに不思議です)
仕立てや生地の張り感が違うのか、昭和西川の方が“高級品らしい”印象でした。
💡 ビックカメラで寝具を買うメリットまとめ
羽毛布団
- 専門店並みの品質を手ごろな価格で買える
- 5%のビックカメラポイントが付く
- 「生毛工房」での羽毛布団リフォームが格安(側生地代26,800円〜)
※他社製の場合は加工料10,800円〜+足し羽毛5,580円/100gが追加されるが、
生毛工房製なら足し羽毛200g込みで無料。
参考までに昭和西川のリフォームは24,800円〜(足し羽毛料金は別途)。
ベッドマットレス・フレーム
- 下取り対応あり(店舗限定)
搬入時に今使っているベッドやマットレスを下取りしてくれます。
メーカーによって対応が異なる中、フレームとまとめて引き取ってくれるのは大きな利点。- テンピュール:有償
- 昭和西川:コイルマットレス不可
- NELL(ネル):なし
- コアラマットレス:無償
- 豊富なバリエーション
欲しい商品が店頭になくても、オンラインストアの商品を店舗で購入可能。
大型家具は展示が限られますが、店頭発注なら下取りサービスも利用できます。
ベッドフレームはオンラインストアで1万円〜40万円台まで幅広く展開。 - 配送料・開梱設置無料(アプリ会員限定・店舗限定)
アプリ会員として店舗で購入すると、配送料3,520円+設置1,100円が無料。
組立料2,750円のみ負担です。※エレベーターなし住戸は別途手数料あり。 - ポイント還元
大半の商品に5%のポイントが付きます。
※1と3は店舗購入のみ対象。オンラインストアでは行っていないので注意が必要です。
🤔 悩ましい点
私は以前の記事で「寝具への予算を25万円」と書きましたが、
ビックカメラなら
- NELL(ネル)のマットレス
- 生毛工房の羽毛布団
- ベッドフレーム
を合わせても、25万円以内で一式そろえられそうです。
ただし、NELLの120日間返品保証は公式オンラインストア限定。
ビックカメラ経由で購入した場合は対象外なのが悩ましいところです。
💬 まとめ
ビックカメラは、
- 生毛工房の羽毛布団が高品質でコスパが良い
- 下取り・設置・ポイントなど実利が大きい
- 寝具一式をまとめて買うと特にお得
という点で、専門店と量販店の中間ポジションにあります。
高品質を求めつつ、価格を抑えたい人にとっては“ちょうどいい選択肢”。
久しぶりに足を運んだビックカメラ。
こんなに健康や睡眠に力を入れているとは新発見でした。
さまざまな寝具を試したり、首の高さを測ったり、じっくり楽しめる場所でした。
※価格やサービス内容は執筆時点の情報です。最新の内容は店舗または公式サイトでご確認ください。

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