「健康への投資」として寝具にいくら課金できるか。

寝具リニューアルから暮らしの再構築へ

10年以上使い続けた寝具を見直すことにしました。
健康への投資と家計管理、そのちょうどいい境界を探しています。アラフィフになり、首こりや腰痛の不調に悩まされることが増えました。
健康こそが一番の財産――それを痛感しています。

これまで私は、体ではなく「部屋のサイズ」に合わせて寝具を選び、
不規則な生活、運動不足、適当な食生活のまま過ごしてきました。
大きな病気がなかったことに甘え、健康をないがしろにしてきたツケが
ようやく回ってきたのだと思います。

長く続いた首と腰の不調を経て、
「健康には投資を惜しまない」と決めました。

羽毛布団のリフォームをきっかけに、
10年以上使った寝具一式を見直すことに。
体に合い、快適に眠れるものへと揃え直すつもりです。

🛏️ ほしいものを一式そろえると、いくらになる?

今、気になっている寝具の価格をまとめてみました。

  • 昭和西川の高級羽毛布団(ポーランド産マザーグース93%) … 14万円(2025年10月までのキャンペーン価格)
  • 昭和西川「ムアツマットレス 30年ムアツコンフォート」 … 22万円
  • 昭和西川のオーダーメイドまくら(プレミアム) … 約4万円
  • ニトリ 照明付きチェストベッドフレーム(シングル) … 約4万円

合計:44万円。
かなりの金額です。

💰 予算を考える

株式会社ライフアカデミアの調査によると、
8割以上の人が「3万円未満」のマットレスや敷布団を使っているそうです。
高品質な寝具を選ぶ層でも、マットレス単体で5〜10万円程度が一般的。

  • 一人暮らしの寝具一式:4〜7万円
  • 夫婦・家族用寝具一式:10〜20万円
  • 全国平均:5〜7万円

寝具の寿命をメーカーサイトなどで調べると、

  • マットレス:5〜10年
  • まくら:1〜3年
  • 羽毛布団:10〜15年

とされています。

仮に寝具一式を10年ごとに買い替えると、
30年間でかかる費用は全国平均で約15〜21万円
そう考えると、私の44万円は平均の約2〜3倍です。

🪶 それでも「高い」とは言い切れない理由

昭和西川の羽毛布団は、定期的なメンテナンスを行えば100年使えるそうです。
ムアツマットレスも30年耐久
オーダーメイドまくらはメンテナンス永年無料で、
中材の入れ替えも有料で可能。

つまり、長く使える前提の設計です。

そこで、30年間使用した場合の総コストを試算しました。

  • 初期投資:44万円
  • 羽毛布団メンテナンス:5万円 × 4回(30年間)=20万円
  • まくらメンテナンス:5,500円 × 4回 =2万2,000円

合計:66万2,000円。

これを30年で割ると、年間約22,000円。
1日あたりに換算すると、約60円。

1日60円で快適な睡眠が得られるなら、
「健康への投資」としては決して高くない気がします。

💼 特別費との兼ね合い

私は家計管理で「特別費」を設定しています。
家具や家電の買い替え、家の修繕などに備える目的です。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • エアコン
  • パソコン
  • テレビ
  • 家のリフォーム

合計約200万円を目標に貯蓄中。
この中で、冷蔵庫・エアコン・洗濯機・パソコンは
5年以内に買い替えが必要と見ています。

寝具は今まで「特別費」の対象に入れていませんでしたが、
今回ばかりはそこからの捻出になりそうです。

寝具の予算をひねり出すために、
特別費で見積もっていた家電の買い替え計画を少し見直しました。

エアコン、冷蔵庫、洗濯機をそれぞれ25万円で想定していましたが、
必要な機能を見極めて1台あたり20万円にグレードを下げ
さらに買い替え時期を半年ほどずらすことで、
全体の支出を約25万円抑えられます。

その分を寝具の購入費にまわすと、
無理なく25万円前後の予算が確保できる計算です。

結果的に、「健康への投資」のために何かを犠牲にするのではなく、
優先順位を少し入れ替えただけ。
この調整なら、気持ちにも財布にも無理がありません。

毎月の特別費貯蓄額から逆算すると、
寝具に充てられる金額は約25万円。
これが、私が寝具に課金できる金額です。

🧭 優先順位と結論

羽毛布団、マットレス、まくら、ベッドフレーム。
この4つの優先順位をあえてつけるなら――

マットレス > まくら > 羽毛布団・ベッドフレーム。

昭和西川の店員さんが、
「マットレスは家の“基礎”、まくらは“柱”、羽毛布団は“屋根”」と教えてくれました。
確かに、どれも暮らしを支える大切な構造物。
でも、今の私にとって最優先は「基礎」への投資です。

🛏️ マットレス

現在使っているマットレスは、
硬い・腰が浮く・狭い・乾燥機をかけるのが手間・重い。
この不満を解消することが、快眠への第一歩だと感じています。

マットレス予算:〜22万円(昭和西川 ムアツマットレス)

🪶 羽毛布団

羽毛布団は、買い替えではなくリフォームで延命させることにしました。
30年使い続けていますが、特に不満はなく、
清潔に整えればまだ十分使えそうです。

羽毛布団リフォーム:3万円

💤 まくら

まくらは、まずマットレスを3か月ほど使ってから検討します。
体との相性を確認し、必要であればオーダーメイド枕を購入予定。
しばらくは現在使用中のまくらを継続し、
もし買うなら、頚椎専門の指圧院でおすすめされたIKEAの枕を試すつもりです。

まくら予算:〜4万円

🪵 ベッドフレーム

ベッドフレームは、買わないという選択を前向きに検討中。
どうしても必要になった場合は、
床下収納・ヘッドボード・組み立てやすさを基準に、
その時の予算内で選ぶ予定です。

ベッドフレーム予算:未定

💰 試算と今後の進め方

合計:約 29万円+α円
およそ4万円のオーバーですが、
一度にすべてを揃えるのではなく、3〜6か月かけて少しずつ整えていく計画です。

💸 現時点での計画まとめ

項目内容予算
マットレス昭和西川 ムアツマットレス約22万円
まくらマットレス使用後に検討〜4万円
ベッドフレーム一旦なしで生活してみる未定
羽毛布団春以降にリフォームを検討約3万円

この冬は、まずマットレス中心に整えていくつもりです。
まくらの予算はマットレスが落ち着くまでの期間に貯蓄。
ベッドフレームが早急に必要であれば3万円内で探す。
ベッドフレーム不要となれば、3万円は春先に羽毛布団のリフォームにまわす。
少しずつ、自分と家族にとって無理のないペースで進めていこうと思います。

💬 教訓ひとこと

すべてを一度に整えようとせず、
“今の自分に必要な快適さ”から投資する。

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