羽毛布団のリフォームをきっかけに、寝具全体を見直すことになりました。
老舗寝具メーカー・昭和西川で新しい羽毛布団を試させてもらったとき、あまりの寝心地の良さに「ムアツマットレス」に心を奪われたのです。
しかし、問題が一つ。
我が家のベッドフレームはセミシングルサイズで、マットレスより幅が約20cmも狭いのです。つまり、マットレスを変えるにはベッドフレームごと買い替える必要がある——。
🧰 ベッドフレームの処分は想像以上にエネルギーを使う
今のベッドフレームは引っ越しの際に購入したもので、業者さんが部屋で組み立ててくれました。
ということは、処分時には自分たちで解体して粗大ゴミとして搬出しなければなりません。
自治体とも連携している中古品一括査定サイト「おいくら」を利用し、ベッド2台とマットレス2組を査定に出したところ、8社から概算見積もりが届きました。最高額は2万円。
このあと、実際の見積もり訪問で作業場所や搬入経路を確認し、交渉成立後に引き取りという流れになります。
🪶 ベッドフレームをやめてみるという選択
ここまで準備を進めながら、私はふと考えました。
「もう、ベッドフレームいらないのでは?」と。
処分も購入も、組み立ても解体も——あまりに手間がかかる。
次に買うなら自分で組み立て・解体ができるものにしたいと思いました。
でも本音を言えば、マットレスを床に直置きしてシンプルに暮らしたいのです。
身軽に暮らしたい。
モノの数を減らすことだけでなく、暮らしの仕組みそのものを軽くしていきたい。
そんな思いが少しずつ強くなっています。
📦 問題はベッド下収納の行き場
直置きにすると困るのが、ベッド下に入れていた荷物の置き場。
我が家はコンパクトな間取りのため、ベッド下収納は貴重なスペースでした。
現在そこにあるのは——
- シーズンオフの衣類
- 非常用持ち出し袋
- スノボ用品
- 毛布
- 寝袋
私の新しい計画としては:
- 衣類はクローゼットに収まる分だけに減らす
- 靴を整理して、下駄箱に非常用持ち出し袋を格納
- 玄関脇収納を整理して毛布を格納
しかし、スノボ用品の置き場だけがどうにもならない。
年に数回しか使わないのに、存在感は抜群。
長傘を処分して折りたたみ傘に変え、傘立てに収納できないか検討中です。
🧹 モノを減らすのは“理想の暮らし”を考える作業
コンパクトな家に収まるだけの物量で、持ち物は少ない方だと思っていました。
けれど今回の寝具見直しをきっかけに、まだ見直す余地があることに気づきました。
これは単なる片づけではなく、
自分がどう暮らしたいかを再定義する作業なのかもしれません。
ただ、寝具やベッド下収納は家族全員が使うもの。
私ひとりの「身軽に暮らしたい」という気持ちを押し通すわけにはいきません。
「セミシングルではなく、シングルサイズのベッドでゆったり眠りたい」
「ベッドフレームの処分は本当に大変」
この点では家族の意見が一致しています。
とはいえ、“マットレス直置き”は今のところ私の中のひとつの案。
家族の意見を聞きながら、無理なく取り入れられる形を探していきたいと思います。
🪞教訓ひとこと:
暮らしの理想は、ひとりで作るものではない。
家族と話し合いながら、みんなで“身軽に暮らす形”を見つけていこう。
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