🧪 「⚫︎日間返品保証」は本当に使える?
よく聞くフレーズですが、
実際に快く返品に応じてもらえるのでしょうか。
今回、22万円のマットレス購入を検討するにあたり、
「もし合わなかったら返品できる?🤔」
という不安から、
主要4社(昭和西川/エアウィーヴ/テンピュール/コアラ)
の仕組みを調べてみました。した。
🏬店舗と通販では返品ルールが全然違う
昭和西川の店舗で寝心地を試した際、店員さんからこう説明されました。
「マットレスは衛生用品のため、店頭で購入された場合は返品ができません」
一方、通販サイトでは「90日返品保証」と大きく書かれています。
これは、通販は実際に試せない分、返品リスクをメーカーが負担する仕組み。
つまり、店舗と通販ではルールがまったく違います。
📊各社の返品保証を比較してみた
| ブランド | 返品保証期間 | 条件・特徴 | 送料・手数料 |
|---|---|---|---|
| 昭和西川(ムアツ等) | 90日 | 公式サイト限定・対象商品あり | 自己負担・1回のみ |
| エアウィーヴ | 30日 | 全商品対象・電話またはフォーム連絡 | 自己負担・1回のみ |
| テンピュール | 100日 | 公式・一部店舗・専用登録制 | 手数料22,000円・離島対象外・1回のみ |
| コアラマットレス | 120日 | 全商品対象・通販サイト全般 | 送料無料・複数回可 |
見ての通り、条件にはかなりの差があります。
特に「送料自己負担」「1回のみ」といった制限は見逃しがち。
🐨コアラマットレスは特に手厚い
4社の中でもコアラマットレスは群を抜いてユーザーフレンドリー。
公式サイトだけでなくAmazonなどの通販経由でも返品可能で、
しかも送料が無料・複数回も可という太っ腹な仕組み。
他社が「返品=最終手段」なのに対し、
コアラは「まず試してみてください」という前提になっています。
🔁返品保証が成立する理由
一度使用したマットレスを再販売することはできません。
では、なぜこうした制度が成り立つのか?
メーカーによって処理方法は異なりますが、
多くは提携の回収業者に引き渡され、リサイクルや素材再利用に回されるそうです。
破損や汚れがあるものは廃棄されますが、
できる限り環境配慮を意識して再資源化されるとのこと。
つまり「返品保証」は、環境負荷を覚悟した上での顧客サービスとも言えます。
🐨コアラマットレスの場合
コアラマットレスが「120日間返品無料」を掲げながらも
ビジネスとして成り立っているのは、
返品率の低さ・顧客満足度の高さ・返品品の再利用にあります。
返品率については公式には公表されていませんが、
寝具比較サイトや複数のレビュー記事によると
「3〜5%前後」と推定されており、
多くの購入者がそのまま使い続けているとされています。
つまり、「返品保証を付けてもほとんど返品されない」ことが
サービスを持続的に提供できる理由のひとつになっているようです。
さらに、長期トライアルや全額返金保証は
「ネットで高額寝具を買う不安」を解消し、
口コミやリピーターを生むマーケティング効果も。
返品制度そのものが、ブランド信頼性を高める仕組みになっています。
返品されたマットレスは廃棄されず、
リユースやペット用ベッドなどへのアップサイクルとして
再利用される事例も報告されています。
これにより、廃棄コストや環境負荷を抑えながら
「返品無料」を維持できていると考えられます。
✅購入前に知っておきたいポイント
- 交換・返品の対象にならない商品がある。
- 購入場所によって対象にならない場合がある。
- 送料・手数料は原則自己負担(コアラマットレスは送料無料)
- 返品は原則1回限り(コアラマットレスは無制限)
- 期間は30日〜120日とブランドで幅がある
返品制度はあくまで“安心の保険”であり、
「簡単に返品できるから買う」ではなく、
納得して買うための制度として考えた方がいいと思いました。
🛏️まとめ:試すなら実店舗+公式通販の併用がベスト
可能な限り実店舗で寝心地を確かめてから、
公式通販で返品保証をつけて購入する──
この方法が一番リスクが少ないと思いました。

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