羽毛布団をリフォームしようと老舗布団メーカーの「昭和西川」と「西川」で相談をしたのですが、羽毛布団を試す中で、マットレスと枕の想像以上の快適さに心を掴まれました。
毎日快眠できるに違いない、これは健康への投資だ——。
そう思った瞬間、羽毛布団のリフォームは「寝具一式を見直す一大プロジェクト」へと発展していきました。
🛏️寝心地よりもスペース優先で選んだマットレス
これまでのマットレス選びは、寝心地よりもスペース効率を優先してきました。
部屋を少しでも広く使いたくて、ベッドの幅はコンパクトな
セミシングルサイズを選択。
収納スペースを確保するために、
ベッドフレームの仕様にもいろいろ工夫しながら、
限られた空間で快適に眠る方法を探した結果行き着いたセミシングルサイズ。
けれど、気づけばベッドフレームもマットレスも10年以上使用。
マットレスは明らかに買い替え時で、
「やっぱりSSは少し窮屈だな」と感じるようにもなってきました。
ミニマリストであることに変わりはないけれど、
今は“スペースの最小化”よりも“快適な睡眠環境”のほうが大切。
そこで、ベッドフレームごと交換する方向で検討を始めました。
現在、レイアウトを徹底的に検討中です。
⚠️想定外の理由に気づいた瞬間
ところが、ここで想定外の問題が発生しました。
店員さんがサイズ展開について説明してくれたとき、
私の頭の中で「え?」と違和感が走りました。
気に入ったムアツマットレスのサイズはシングル(幅100cm)からの展開。
私が今使っているのはセミシングル(幅約80cm)です。
つまり、今のベッドフレームにはサイズが合わない。
たった20cmの差ですが、
ベッドフレームからマットレスがはみ出したり、
逆にすき間ができたりすると、寝心地も見た目も不自然になります。
「マットレスだけ買い替えればいい」と思っていた私にとって、
これはまさに想定外の壁でした。
🛠️床置きという理想と、現実のはざまで
では、いっそベッドフレームを外してマットレスを床に直置きにしてしまえば?
そう思った瞬間もありました。
けれど、我が家はとてもコンパクト。
スノボ用品や毛布など、かさばる物をしまうスペースがどうしても必要です。
ベッド下収納は、私にとって“収納庫”の一部。
それを手放すとなると、
ライフスタイル全体を大きく見直さなくてはなりません。
床置きは理想。
けれど、今の暮らしにその余白をつくるには、
住まい方そのものを変える覚悟が必要なのだと感じました。
📝ベッドフレームに求める条件
ベッドフレームに求める条件も、意外と多いことに気づきました。
まず、マットレスをしっかり支えられること。
そして、なるべくコンパクトで収納力があること。
我が家のようなミニマムな部屋では、
ベッド下収納が“収納家具”の役割も担っています。
だから、引き出しを開ける動線がちゃんと確保されていることは絶対条件。
さらに、ヘッドボードにコンセントがあることも大切。
スマホや目覚まし時計を置くスペースが欲しいからです。
シングルサイズに変更することで、
ベッドサイドテーブルを置く余裕はなくなります。
だからこそ、ベッド自体に小さな「便利」を組み込みたいのです。
🔍暮らし方を見直すきっかけに
羽毛布団のリフォームから始まった寝具の見直しは、
気づけば、マットレス、ベッドフレーム、
そして部屋のレイアウトや暮らし方そのものを考えるきっかけになりました。
「どんな寝具を選ぶか」は、
そのまま「どんな暮らし方をしたいか」とつながっているのかもしれません。
もう少し時間をかけて自分の“これからの暮らし”に合う寝具を選びたいと思います。

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