私は30年使っている羽毛布団のリフォームを相談するため、昭和西川と西川の実店舗に足を運びました。
2社の結論は、「リフォームするなら3〜7万円。30年使用したなら買い替えを検討した方がコスパが良い。」とのこと。
この記事では、羽毛布団を買い替えた場合の価格と、実店舗で確かめてきた羽毛布団の質感や軽さ、暖かさについてまとめています。
昭和西川と西川は別ブランド
名前は似ていますが、昭和西川と西川は別ブランドです。
もともとは同じ「西川」から分かれた会社で、江戸時代には一つの企業として存在していましたが、昭和に入って別になったそうです。
10月はお得に羽毛布団が買える理由
11月に新商品が発売されるため、10月中は旧モデルをお得に買えるチャンスです。
昭和西川ではなんと50%オフのキャンペーンが開催されていました。
- (並)ポーランド産ダック93% 16万円 → 8万円
- (上)ポーランド産グース93% 22万円 → 11万円
- (特上)ポーランド産マザーグース93% 28万円 → 14万円
西川ショップのセール品は、グース93%で約8.5万円(いずれも本がけタイプ)でした。
私の羽毛布団はおそらくダック。リフォーム代が3〜7万円なので、新しく買い替えた方がコスパが良いというのは本当のようです。
なお、店員さんによると、羽毛布団はロシア・ウクライナ戦争の影響でウクライナ産の羽毛が入手困難になっており、原油価格の高騰も重なって年々値上がりしているそうです。
この価格で買えるのは2025年10月までかもしれません。
実際に触ってみて感じた違い
昭和西川の羽毛布団
- ダック → グース → マザーグースの順で暖かさと軽さがアップ。
- 羽毛の量は全て同じだが、高品質の羽毛ほど軽い。
- マザーグースは「布団を感じないほど軽く、温かい空気の層を纏っている」ような感覚。
- ふとんがわ(カバー)は綿の密度が細かいほど柔らかく、体にフィットする。
西川の羽毛布団
- 昭和西川のダックと同じくらいの重さ。お布団に包まれる安心感が強い。
- ふとんがわはポリエステルと綿の混合で、肌触りは一番心地よかった。
羽毛布団のお手入れ方法(2社共通)
- 羽毛の湿気を逃すために週1回程度干す(西川ショップ談)。
- 可能なら、10:00〜14:00に表と裏の両面を天日に当てるとふっくらする(昭和西川談)。
- 6〜7年に1回、リフォームに出すと長く使える。
結論:お手頃価格なら西川、最高品質を狙うなら昭和西川はお買い得
寒冷地でなければ、西川のグース93%で十分。
ただ、最高品質を求めるなら昭和西川のマザーグースは非常に魅力的です。
昭和西川は「100年羽毛」というコンセプトで、一生使える羽毛布団を開発しており、品質とディティールにこだわりを感じます。
14万円は確かに高額ですが、「高品質な睡眠への投資」と考えれば一考の価値あり。
長く使うことを前提に、買うならセール中の10月がチャンスです。

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