コンパクトな我が家では、ベッド下収納は欠かせない収納スペースでした。
しかし、マットレスとベッドフレームを買い替えるにあたって、思わぬ壁にぶつかりました。
それは――今のベッドフレームの処分が、想像以上に大変ということ。
おそらく自力での解体は不可能。業者に依頼するしかありません。
なるべく身軽に暮らしたいという思いから、
「いっそベッドフレームなしで生活できないか」と考えるようになりました。
家族の同意も得られたので、今回は思い切って
ベッド下の収納なしの生活を検証してみました。
🧳 ベッド下収納に入っていたものを全部出してみた
・スノボ用品
・毛布×2枚
・寝袋
・ダウンコート
・シーズンオフの衣類
・非常用持ち出し袋
この中で、「もう必要ないかもしれない」と感じたものを見直した結果、
- ダウンコート
- 洋服(ゴミ袋1袋分)
を手放すことにしました。
🧺 家中の収納スペースに分散してみた
普段から「収納には2割以上の余白を残す」を意識していたおかげで、
なんとかすべての荷物を家の中に収めることができました。
- 洋服と毛布 → クローゼットに収納
旅行用カバンにシーズンオフの衣類を詰めて片付け。 - 非常用持ち出し袋と寝袋 → 玄関脇の収納へ
寝袋は災害時や真冬のブランケット代わりにも使えるため、
1枚あると安心。むしろ玄関のほうが取り出しやすく、合理的でした。 - スノボ用品 → 傘立てと下駄箱へ
下駄箱の棚板の位置を変えることで、なんとか収納できました。
😕 結論:収まったけれど、スッキリしない
2割の余白を意識していた収納スペースですが、
ベッド下の荷物を入れたことで、クローゼットも下駄箱もパンパン状態に。
毎朝開けるたびに、詰め込まれたクローゼットからエネルギーを吸い取られるような感覚。
玄関も以前はスッキリしていたのに、
今はカラフルなスノボ用品がちらっと視界に入り、気分が少し下がります。
「なんとか収まったけれど、心は軽くならない」
――そんな結果になりました。
やっぱり、ベッド下収納の存在は大きいのかもしれません。
🧩 さらなる見直しへ
玄関脇の収納をあらためて確認してみると、
- 布団乾燥機
- 新聞や不要書類をためておくカゴ
- 捨てる衣類を入れた袋
- 紙袋やビニール袋
- 家具を組み立てたときのネジやツール類
などが入っていました。
布団乾燥機以外は、処分すればスペースそのものが不要になるものばかり。
“なんとなく取っておいた”モノが、
スペースを埋めている現実に気づきました。
収納スペースが減ったことで、
「本当に必要なものを選び取る力」を
もう一度試されている気がします。
💬 教訓ひとこと
スペースがあるから持つのではなく、
必要なものを持つためにスペースを作る
次回は、収納力を損なわずに
“身軽に暮らす”ためのレイアウトを探っていきます。

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